H14午後I 問3(ITEC 2005予想問題集 午後I 問2-2)
H14午後I 問3設問2に思ふ。
設問では「“テーブルの構造”を記述せよ」と,なっている。
問題冊子の頭にある「問題文中で共通に使用される表記ルール」では“テーブル構造”と言えば列名を四角で囲んだあれだ。
しかし,問3の中では「問題文中で共通に使用される表記ルール」で言う“関係スキーマ”が“テーブルの構造”という名称で図示されている。
アイテック及び示現塾の回答例も“関係スキーマ”で表記してある。
共通に使用される表記ルールより、問題文中の表現ルールが優先ということか?
それとも,“テーブルの構造”≠“テーブル構造”ということか?
はたまた,“関係(属性)”と“テーブル(列名)”の違いが隠れているのか?
とりあえず,回答例に従っておこう。
【第1正規形の条件】
繰り返し項目がない
繰り返しグループがない
非単純定義域がない
【第2正規形の条件】
部分関数従属性がない
(第1正規形でかつ 非キー属性が候補キーに完全関数従属する)
◆第1正規形だが第2正規形ではない理由
部分関数従属の存在を指摘
・非キー属性の【 】は,候補キー【 】の一部である【 】に関数従属するため。
・非キー属性の【 】は,候補キー【 】に完全関数従属しないため。
・候補キー【 】の一部である【 】に非キー属性の【 】が関数従属し,部分関数従属性が存在するため。
※お好み&字数に余裕があれば第1正規形の条件を満たすことも書く。
◆部分関数従属の更新時異常の指摘
R(A,B,C,D)
{A,B}→D, B→Cの場合
・既に{B,C}の組合せを登録していても,重複登録しなければならない。
・{B,C}の組合せが複数のタプルにあるとき,B,Cを重複更新しなければならない。
・Aの値が決まっていない(NULL)ため,事前にB→Cを登録できない。
【第3正規形の条件】
推移関数従属性がない
(第2正規形でかつ 非キー属性がどの候補キーにも推移関数従属しない)
◆第3正規形である理由
・部分関数従属が存在せず,非キー属性がどの候補キーにも推移関数従属しないため
◆推移的関数従属の指摘
{候補キー} → {候補キー以外} → {非キー属性}を 指摘する。
◆推移的関数従属の更新時異常
R(A,B,C,D)
{A,B}→C→Dの場合
・既に{C,D}の組合せを登録していても,重複登録しなければならない。
・{C,D}の組合せが複数のタプルにあるとき,C→Dを重複更新しなければならない。
・{A,B}の値が決まっていないので,事前にC→Dを登録することができない。
【ボイスコッド正規形の条件】
・第3正規形の条件を満たしている。
・すべての属性が候補キーに完全関数従属している。
【第4正規形の条件】
R(X,Y)
・X→→Yは自明な多値従属である。
・Xは関係Rのスーパーキーである。
◆ボイスコッド正規形だが第4正規形ではない理由
A→→X|{Y,Z}の場合
・自明でない多値従属性が存在し,かつ,Aは候補キー【 】のスーパーキーではない。
【見直しポイント】
・図の表題に「“主な”関数従属性」,「未完成」がある場合は,再度,属性の意味と制約を確認する。
・非キー属性の列記に{ }はいらない。
・非キー属性を例示する必要があって かつ 非キー属性が多い場合,後の記述でAA~DD もしくは AA等 と省略できる。
・当該スキーマの属性で,複数の属性を囲っている四角は,候補キーかもしれない。疑え。
・関数従属性の図がない場合は,とりあえず余白に書いとけ。
・第○正規形の「第」を忘れない(w
【関係スキーマに主キー,外部キーを明示するのか?】
・図○と同様な関係スキーマの形式で → 図に合せる
・図○のように関係スキーマの形式で → 図に合せる
・関係スキーマ○について・・・適切な関係に分割した結果を示せ → 図に合せる
・関係スキーマで示せ → 関係スキーマと題した図があれば図に合せる。(無ければ明示する)
【候補キーと主キーの使い分け(基本)】
・基礎理論だったら候補キー
・データベース設計だったら主キー
第5問 セキュリティと標準化(AU向け)
分野-6-1-1/技術レベル-III/出題頻度-中/出典:AU13-12
EC(電子商取引)における認証の役割に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 受信側で,送信者の正当性を証明すること。
イ 送信側及び受信側で,トランザクションの内容が正しいことを証明すること。
ウ 第三者機関によって,トランザクションの内容が正しいことを証明すること。
エ 第三者機関によって,取引相手の正当性を証明すること。
第4問 データベース技術(DB向け)
分野-5-1-1/技術レベル-III/出題頻度-中/出典:DB15-28
属性がn個ある関係の異なる射影は幾つあるか。ここで,射影の個数は,元の関係と同じ結果となる射影,及び属性を全く含まない射影を含めるものとする。
ア 2n
イ 2^n
ウ log2n
エ n
注:2^nは、2のn乗の意味である。
第2問 システムの開発と運用(SW,DB,SM,AU,ES向け)
分野-3-1-5/技術レベル-II/出題頻度-中/出典:SW15-47
状態遷移記述に基づく手法で開発するのが最も効果的なものはどれか。
ア 給与計算用バッチ処理プログラム
イ 事務処理プログラムの画面や帳票
ウ データベース検索プログラム
エ プロセス制御プログラム
第1問 コンピュータシステム(SW,DB,SM,AU,ES向け)
分野-2-3-1/技術レベル-II/出題頻度-中/出典:SS13-02
クライアントサーバシステムに関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア クライアントで業務処理の主な部分を実行する 3 層アーキテクチャに基づくものが一般的である。
イ ファイルサーバ,プリントサーバなどのようにサーバが専用化されている場合,比較的容易に,個々のサーバの性能を向上させることができる。
ウ 複数のサーバに機能を分散している場合,データやプログラムが 1 か所に集まる集中型のシステムよりも容易にセキュリティを高めることができる。
エ 複数のサーバに業務処理の各ステップを機能分散している場合,特定のサーバに負荷が集中してもシステム全体への影響は少ない。
現在,午後Ⅰ問題の2週目なんですが,
1週目より出来の悪い問題があって非常にショックでした(最悪)
変な知恵(先入観)がついたのか 何なのかは良く把握できていませんが
第1正規形,第2正規形に拒絶反応が出てます。
直感的に第3正規形までできるのに,
何で,わざわざこんな分かりにくいスキーマ書くんだ~~~っと。
(試験問題なんで,分かりにくいのは当たり前なんですが)
どう修正するかな・・・土日に考えよう。
データベース予想問題集2005
発行日 2004年11月30日 第1版 第1刷において
(04.12.19 発見)
午後Ⅰ 問2-2 問題
P202 設問3 内
誤: AND 時間軸.[ h ] = 販売.[ i ]
正: AND 時間軸.[ i ] = 販売.[ i ]
(05.01.10 発見)
午後Ⅱ 問3 解説
P558 問4 ①解答
誤: 生産計画.生産計画数量(自社工場コード=LOC,生産年月日=TODAY)
正: 生産計画.生産数量(自社工場コード=LOC,生産年月日=TODAY)
P565 18行目
誤: ① 生産計画.生産計画数量(自社工場コード=LOC,生産年月日=TODAY)
正: ① 生産計画.生産数量(自社工場コード=LOC,生産年月日=TODAY)
(05.01.13 発見 ・・・ 遅すぎかも)
午後Ⅰ 問1-5 解説
削除:P478 21行目~P479全部
P477 6行目~P478 20行目と重複するため