データベース設計のネタになる人事異動。
H14午後I 問4設問3(1)のアイテック本の解答例が気になってちょっと調べた。
解答例退職は異動に含まれるんじゃないかい?
異動,退職,組織変更による部署の長の変更
室戸市職員の人事異動に関する規程
異動区分に「配置換」や「定年退職」がある。含まれているやん。
国立大学法人弘前大学職員任免規程
ここも含む。やっぱり。
奈良県教育委員会規則第十号
ここも含む。ほーら。
もしや。。。アイテックは「異動」を「移動」と勘違いして,退職を補足しているのか?
H16午後II 問2
商品配送業務の概念データモデル設計に関する問題。
このまま,物流系は定番化していくのだろうか。。。
設問1
マスタ系概念データモデルと在庫品モデルの設計に関する設問
〔概念データモデルの作成〕の
1.概念データモデルの記述規則と作成順序~2.マスタ系概念データモデルと在庫品モデルが設問範囲
〔業務分析結果〕の1.取扱商品~5.在庫品配送業務の内容までの範囲をチェック。
設問1(1)
適切なエンティティ名を入れる。。。初見では結構面食らった。
あの三つの四角がスーパータイプ/サブタイプの関係であるなんて疑いもしなかった。。。
過去問のスーパータイプ/サブタイプのエンティティ/リレーション充足においては,もっとヒントがあったのに。。。
・スーパータイプ側が書いてあったり(H12午後2問1)
・線引きが書いてないだけだったり(H15午後2問1,H13午後2問1設問1)
・類似エンティティでヒントが示してあったり(H13午後2問1設問3)
今回,線引きもエンティティ名もなしで出てくるなんて思いもせず,「商品」以外の何かを一生懸命探して挫折したものだった。。。
スーパータイプ/サブタイプの設問は意地悪になって行くものと思われる。
話はそれたが。。本設問のポイントとしては,
〔業務分析結果〕の「配送対象商品は,在庫品と直送品に分類される。」これだけでピンとくる人は解答欄が埋まるんだろうけど。。
ちと,慎重に。
bは,図12の在庫品受注明細のスキーマから主キーは商品番号と想定できる。ここで,「商品」と仮置きするのか,「在庫品」と仮置きするかで過去問熟練度(?)の差が出るところだろう。
cは,直送品メーカから矢印が伸びている。つまりは直送品メーカ毎に決まる「何か」ということだが。。明確に書いてある文章が見つからない。
〔業務分析結果〕の3.メーカと工場から「直送品の仕入先メーカをほかの商品のメーカと区別するため,“直送品メーカ”と呼ぶ。」とはあるが,いまいち弱い。仕方なく「メーカ」と書いてる箇所を片っ端から読む。すると,
6.直送品配送業務の内容の(2)メーカへの発注で「店舗からの受注を仕入先の直送品メーカ単位に分割し,直送品メーカに発注している。」とある。図8と図9をチェックし,商品番号と直送品メーカ(発注先)の対応関係が必要であることが確認できた。で,cは「直送品」と判断できる。
設問1(1)
a:商品
b:在庫品
c:直送品
設問1(2)
リレーションシップを補う問題。この手の問題の解法は3つのアプローチがある。
・関係スキーマから導く。
・問題文からビジネスロジックとなるリレーションを読み解く。
・問題文(帳票)からスキーマを導いてリレーションを完成させる。
問題の傾向として「関係スキーマの完成」とセットで出題されることが多い。
(H14午後2問2,H13午後2問1,H13午後2問2,H11午後2問1)
この場合,「関係スキーマの完成」と合せて解く方が賢いと思われる。
設問1(3)
以降,(2)と(3)を合せて進める。
まず,(1)のスーパータイプ/サブタイプの線引きを忘れずに記入する。
次に,「関係スキーマから導く」。図12の関係スキーマを見て,外部キーと思われるもの「○○番号」にとりあえず下線(点線)を引き,リレーションを充足していく。
在庫品受注(店舗番号)←店舗 ・・・ 線を引く
在庫品受注明細(受注番号)←在庫品受注 ・・・ 線が引いてあることを確認
在庫品受注明細(商品番号)←[b]在庫品 ・・・ 線が引いてあることを確認
在庫品出庫(配送センタ番号)←配送センタ ・・・ 線を引く
在庫品出庫(商品番号)←[b]在庫品 ・・・ 線を引く
在庫品配車(配送エリアコード)←配送エリア ・・・ 線が引いてあることを確認
在庫品配車(車両番号) ・・・ エンティティがないため保留
さて。。。保留した「車両番号」ってのは。。。車両っていうエンティティはマスタ系にないし。。。と,表1直送品の属性対応表を見てみると「車両番号」はA(従属属性)となっている。外部キー属性ではないらしい。図12の「車両番号」の下線を消しておこう。
あとは,関係スキーマを完成させないとリレーションは完成しないようだ。アプローチを「問題文(帳票)からスキーマを導いてリレーションを完成させる」に変更する。
未完成のスキーマに目を移す。モデル図及びスキーマから(一般的に)明らかな箇所を記入する。
在庫品仕分(受注番号, )
完成させなきゃいけないスキーマは,在庫品仕分,在庫品仕分明細,在庫品出荷の三つ。対応する仕分指示書(図5),出荷指示書(図6)に飛びつきたいのを我慢して,帳票もスキーマもある出庫指示書(図4)を観察する。帳票上,明細行の一部に見える「出庫番号」が主キーねぇ。。。へぇ。。。配送日付と配送時間帯はどこから持ってきているんだろうか。。。
〔業務分析結果〕4.配送形態より「在庫品の配送は1日1回」,「配送時間帯は,全店舗で共通」表1の直送品の属性対応表では,直送品配車に持っていると。。。よく分からん。。設問じゃない所で悩んでも仕方ないか。。。
次に図5在庫品仕分指示書に目を移す。対応するスキーマは在庫品仕分と在庫品仕分明細。帳票のヘッダ部分と明細部がそれぞれに対応するのは想像に容易い。ヘッダ部,ボディ部から属性を拾う。
ヘッダ(受注番号,配送先,配送エリア,配送日付,配送時間帯)
ボディ(No.,商品番号,商品名,数量)
スキーマに置き換えていく。。
ヘッダ:受注番号はチェック済。配送先は店舗番号であるが,在庫品受注から導出可能であるため,省く。配送エリアは配送エリアコードであり先ほどの店舗番号から導出可能であるため省略。配送日付は「在庫品受注.納品予定年月日」か「在庫品配車.配送年月日」か。。保留,配送時間帯は「全店舗で共通」なのでデータとして持たなくても良い。
在庫品仕分( 受注番号, ) ・・・ く。。増えてない。。。
ボディ:No.は受注明細番号,商品番号は在庫品受注明細から導出(在庫品納品明細でも保持していない),数量は
〔業務分析結果〕4.配送形態より,業務の各段階で実績の数量を記録となるので,仕分数量として属性を持つ。(直送品の属性名と一致していることを横目で確認)
在庫品仕分明細( 受注番号,受注品明細番号,仕分数量 )
消化不良な感じで在庫品出荷指示書(図6)に目を移す。在庫品出荷は明細がないのに,帳票は明細がある。。厄介な。とりあえずヘッダ部,ボディ部から属性を拾う。
ヘッダ(出荷番号,配送エリア,配車番号,出荷日付,車両番号,配送時間帯,配送センタ)
ボディ(受注番号,店舗名,店舗番号)
在庫品“出荷”なので,出荷番号を主キーとする。
ヘッダのうち(配車番号,配送エリアコード,出荷日付=配送年月日,車両番号)は,在庫品配車から参照すると考えるのが普通(1事実1箇所)だろう。
配送センタは在庫品配車-配送エリア-配送センタと導出可能であるため省略。配送時間帯は「全店舗で共通」なのでデータとして持たなくても良い。
と,いうことで
在庫品出荷( 出荷番号,配車番号 )
リレーションを在庫品配車から在庫品出荷に線を引く。多重度は
〔業務分析結果〕4.配送形態より,配送エリア単位に商品が出荷され,配送車が担当の配送エリア内の全店舗に納品という記述から1:1とする。
ボディの方は。。。ちょっと悩む。何を出荷するのか,図3を確認。配送仕分を行ったものを出荷するんだなと。。。在庫品仕分指示書(図5)と在庫品出荷指示書(図6)を見比べる。出荷の明細1行目と仕分のヘッダの値が一致するじゃないですか!
在庫品仕分( 受注番号,出荷番号 )
リレーションを在庫品出荷→在庫品仕分と線を引く。
5.在庫品発送業務の内容 (5)出荷に,出荷された商品と受注の関係を把握するために,受注番号を記録する。そのまま読むと在庫品出荷に受注番号を持つように思えるなぁ。。仕分の方に持つとは。。。
設問1(2)
[a:商品]-△-[b:在庫品]
[a:商品]-△-[c:直送品]
店舗→在庫品受注
配送センタ→在庫品出庫
[b:在庫品]→在庫品出庫
在庫品配車-在庫品出荷
在庫品出荷→在庫品仕分
設問1(3)
在庫品仕分( 受注番号,出荷番号 )
在庫品仕分明細( 受注番号,受注品明細番号,仕分数量 )
在庫品出荷( 出荷番号,配車番号 )
公式解答例には,在庫品仕分明細に出庫番号を保持している(対応するリレーションもある)。
帳票にないんだよなぁ。。。在庫品仕分指示書に出庫番号が。
設問2,設問3は次の機会に。
第1問 コンピュータシステム(SW,DB,SM,AU,ES向け)
分野-2-4-1/技術レベル-II/出題頻度-中/出典:CM15-08
ADSLの特徴として,適切なものはどれか。
ア 電話線をスプリッタによって分岐させてアナログ電話機とパソコンを同時利用すると,スプリッタを用いない単独利用に比べ,パソコンの利用できる通信速度が低下する。
イ 上りと下りの通信速度が異なり,上り(利用者から電話局への方向)のデータ量が多い通信アプリケーションに適している。
ウ 複数の64kビット/秒のチャネルを使ってバルク転送することによって,高速通信を実現している。
エ 利用者宅から収容電話局までの距離が遠い場合やISDN との干渉の影響がある場合,通信速度が低下する。